今日、全国の自治体がストックするマンション総数は600万戸を越えており、多くのマンション管理組合は、古くなった建物及び付帯する設備の老朽化対策に頭を抱えている現状があります。
中でもマンション建物内における水廻りはライフラインといえ、「給水管」や「排水管」は人間の身体に置き換えると「血管」や「腸」のような重要な役割を果たしています。
建物の外観とは異なり内部が見えにくい為、劣化や不具合の早期発見が困難であることから、赤水や漏水が発生して初めて真剣に老朽化対策に動き出すマンションも少なくありません。
しかし、いざ漏水事故が起きてから、設備調査(劣化診断調査)をしてみると、想定していた以上に劣化の進行が見受けられることが多く、その後改修工事を行うにあたっても、居住者への大きな負担や予想外の高額な工事費用の出費を避けて通ることができません。
このような実情を踏まえ、トルネードホールディングス㈱では少しでも早い時期の設備調査を推奨し、早期の劣化確認と適正な工事時期のご提示が、マンション全体の維持、ならびに居住者様のより良い住環境の保持に繋がると考えております。
この設備調査の実施時期ですが、適正な工事を計画する上で、おおむね築20年頃が妥当と考えております。たとえ劣化状態評価が異常なし、もしくは経過観察となった場合にも、現在のマンション設備に関するデータを取得することができ、今後の維持管理方法や改善箇所、適切な改修時期等を把握することができます。
また、皆様が求められる耐久性やコスト面に関するヒアリングを行うことで、㈱東京トルネードと共にグループ一丸となり、そのマンションにあった改修手法をご提案させて頂くことが可能です。
技術の進歩は日進月歩であり、トルネードホールディングスグループは今後も更なる挑戦をして参ります。